2017.10.17 08:30

LINEに絵金スタンプ 高知県香南市の絵金蔵が40種作成

ちゃめっ気たっぷりの「絵金」LINEスタンプ
ちゃめっ気たっぷりの「絵金」LINEスタンプ
 幕末土佐の絵師、金蔵(通称・絵金)の作と伝わる芝居絵屏風(びょうぶ)の中の人物たちが今月、無料通信アプリLINE(ライン)のスタンプになって登場した。高知県香南市赤岡町の絵金蔵が制作・販売しており、おどろおどろしい絵と、ちゃめっ気たっぷりのコメントのギャップが面白い。

 スタンプ化は福原明理学芸員が発案。作品を所有する地元保存会のメンバーが協力し、23枚の芝居絵屏風から1、2カットずつ厳選した。作品の写真データに「大好き!」「お手上げでーす」といった言葉を画像加工ソフトで添え、全40種類を制作した。

 「八百屋お七歌祭文(うたさいもん) 吉祥寺(きっしょうじ)」からは、にやりと笑みを浮かべて誘惑する美男子をピックアップ。「花上野誉石碑(はなのうえのほまれいしぶみ) 志度寺(しどうじ)」に登場する坊太郎の振る剣にはハートのイラストが刺さり、「すきあり」の文字。福原さんは「『好き』って言いたいけど、照れて言えない人に」と、遊び心があふれる。

 絵金蔵は情報発信に力を入れており、福原さんはLINEスタンプを「絵金を知らない人に興味を持ってもらうきっかけに」と思い描く。8月にはツイッターも開設している。

 LINE公式ストアで1セット40種類が50コイン(120円相当)で購入できる。収益は絵金文化の発信に役立てる。

カテゴリー: 主要社会香長


ページトップへ