2017.10.07 08:50

高知市街に映画館完成 10月7日開館 安藤桃子さん「未来へつなぐ」

安藤桃子さん=中央、奥田瑛二さん=中央左=らがテープカットで落成を祝った(6日正午、高知市帯屋町1丁目)
安藤桃子さん=中央、奥田瑛二さん=中央左=らがテープカットで落成を祝った(6日正午、高知市帯屋町1丁目)

 高知市在住の映画監督、安藤桃子さん(35)が運営する映画館「ウィークエンドキネマM」が同市帯屋町1丁目に完成。6日、内覧会が開かれ、父で俳優の奥田瑛二さん(67)も出席して完成を祝った。桃子さんは「1年間の期間限定だが未来につながるのを信じている」と目を輝かせて語った。7日午前10時半からオープンする。

 おびさんロード沿いのビルにお目見えした57席のミニシアター。桃子さんと親交のある和建設(高知市北本町4丁目)の中沢陽一社長が「ここで何かやらないか」と、取り壊し前のビルの活用を電話で持ち掛け、同社が1階部分を改修した。

 数日前に「M」のレリーフを取り付けた入り口で式典が行われ、桃子さんはマイクで「映画館を造るなんて2、3年かかる。ハートで動く高知だから2カ月半で完成した。小さな映画祭ができるように力を入れます」とあいさつ。奥田さんは「1年で終わるって市民の方が許さないんじゃないかな。この街の真ん中で、桃子は冒険をしている。市民のみなさんで温かく見守ってほしい」とエールを送った。

 中心商店街の一般映画館は2006年までに閉館した。おびさんロード商店街振興組合の大西みちる理事長は「諦めていた時に夢のような話が来た。商店街一丸となって成功させ、全国から人を呼びたい」と意気込んだ。

 内覧会には妹で女優の安藤サクラさん(31)も生後4カ月になる自身の子どもを抱えて訪れ、「昔からある風景の中に映画館があるのが一番かっこいい」と喜んだ。 

カテゴリー: 主要文化・芸能高知中央


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